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​『パソコンで楽しい総合学習』

　苅宿俊文さん（現青山学院大学教授）が実践した授業を元に書かれ、偕成社が2001年に発行したシリーズ本です。

　総合学習にどのようにパソコンを活用できるかというアイディアに溢れた内容で、全６巻（７巻は解説）中の、２、４、５巻を担当しました。苅宿先生と5年1組の仲間たちの物語を、コマ割りマンガスタイルで描いています。横書き左綴じなので、欧米のコミックのように、コマも左から右へ進みます。一部のページだけですが文字抜きで紹介します。（クリックで拡大表示します。）

第２巻表紙絵

第２巻：地図をつくろう

　大雨が降った日にマンホールから水が溢れたことをキッカケに、どこにマンホールがあるか地図を作り始め、やがてマンホールには様々な種類があって、それぞれどんな役割を持っているのかを学んでいきます。

第２巻例示ページ（１）
第２巻例示ページ（２）
第４巻表紙絵

第４巻：辞典をつくろう

　クラスメイト同士のケンカをキッカケにして、一人一人が様々な言葉の意味をどう考えているか、それぞれの考え方を「〇〇説」として集積していき、一つの言葉にも色々な意味があることを学んでいきます。

第４巻例示ページ（１）
第４巻例示ページ（２）
第５巻表紙絵

第５巻：絵をかこう

　下絵が上手く描けても、絵の具で色を塗って失敗すると後戻りできない悩みを解決しようと、クラスのみんなはお絵かきソフトにトライします。この授業はやがて、作品作りを通じたコミュニケーションに発展していきます。

第５巻例示ページ（１）
第５巻例示ページ（２）
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