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「暦のはなし」

 明治5年の11月、新政府はそれまでの太陰太陽暦を廃して太陽暦に切り替えるという布告を出します。それによって翌月の12月3日が、突然明治6年1月1日になると知らされます。(実話です。)

「てやんでぃ、んなバカなこと、あるわけがねぇ。」

「何言ってやがる、大家の野郎がさっきそう言ってたんでぃ。」

「あの野郎、12月の店賃、2日で一月分ふんだくるつもりだな!」

 まだ頭に丁髷が乗っかっている長屋の八っつぁん熊さんは、唐突な暦の切り替えが理解できずに大混乱となります。

 天文とは密接な関係があり、ちょっと難しい「暦」の話を、落語でお馴染みのキャラクターのやりとりで分かりやすく解説していきます。

​制作:五藤光学研究所  制作年:1999年

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